アメリカで禁じられている15の食品 日本では人気高級料理の食材も

Shane Gross / Shutterstock.com

5. オオチョウザメのキャビア

Nicole M Iizuka / Shutterstock.com

キャビアはチョウザメの卵巣をほぐして塩漬けにした高級食材で、世界三大珍味の一つ。なかでも、卵の粒が大ききなオオチョウザメのキャビアはアメリカではベルーガ・キャビアと呼ばれ珍重されている。そのためオオチョウザメが乱獲され、事態を重く見た米国魚類野生生物局によってベルーガ・キャビアとオオチョウザメ製品全般の輸入が禁止された。チョウザメ目の種はすべてがワシントン条約の規制対象となっている。

6. コンク貝

Shane Gross / Shutterstock.com

コンク貝はバハマ名物。バハマでは主要な食材の一つだが、乱獲によって絶滅の危機にある。学術誌Reviews in Fisheries Science & Aquacultureに発表された論文によると、バハマのコンク貝はあと10年程度で消えてしまう可能性があるという。アメリカ水域では商業的および娯楽的な捕獲は一般に禁止だが、絶滅危惧種であるにもかかわらず、タークス・カイコス諸島ではいまだによく食べられている。

次のページ 生きたウジ虫が入っているチーズ




Text by NewLuxe 編集部