アメリカで禁じられている15の食品 日本では人気高級料理の食材も
3. フカヒレ(サメのひれ)
食べることは禁止されていないが、法律で販売などが禁止されている食材の一つ。フカヒレは近年、サメからひれだけを切り落として海に戻すという漁法が横行。海に戻されたサメは泳げずに死を迎えるため動物愛護の観点から広く問題視された。2000年以降、米国海域ではフカヒレ漁は禁止。現在、フカヒレの販売は12州で公式に禁止。フカヒレ漁の実態を知った市民の間では倫理的な疑問が持ち上がっている。
4. フォアグラ
世界三大珍味として知られるフランス料理のフォアグラも、アメリカでは「食のタブー」だ。フォアグラは、アヒルやガチョウに餌を通常より多く与えることにより、肝臓を肥大させる。半ば強制的に餌を多く与えているとして、倫理的に問題視されている。アメリカ全土では禁止令は出ていないが、カリフォルニア州では禁止。フカヒレと同じく、動物虐待として物議を醸しているため、将来的にアメリカ全土で禁止令が出る可能性もある。