世界の危険なダム10選 老朽化、不安定な地盤、侵入事件も
◆5.カリバダム(ザンビア・ジンバブエ)
カリバダムはザンビアとジンバブエの国境に建設され、維持管理主体が2ヶ国に分かれている。もし適切な修繕が行われずに崩壊すれば、周囲地域を飲み込む危険性を抱えている。ダムは湛水面積5580平方キロメートルのカリバ湖を生み出した。ダムによって建造された人造湖としては世界最大の湖だ。
◆6.イドゥッキダム(インド)
アジア屈指のアーチダムであるイドゥッキダムには、不測の事態に陥れば数え切れない生命と広範囲の土地が脅かされるリスクが潜む。2023年には警備の隙を突いた侵入事件が発生し、犯人は国外へと逃亡したのちに身柄を確保された。