人間にとって危険な動物ランキング、1位による年間犠牲者は75万人
3位:蛇
年間犠牲者:10万人
大型のにしきへびなどに人間が飲まれることもあるが、人間を飲み込むことは稀。蛇が原因となる人間の死因はその毒だ。国境なき医師団の調査によれば、世界では毎年270万人が毒蛇に噛まれているという。そのうち死に至る人数は10万人、障害や傷が残る人が40万人で、犠牲者の多くが適切な医療機関がない地域に住む子供という結果が出ている。解毒剤が不足しているという報告もある。また、解毒剤がある医療機関にたどり着いたとしても金額は約5~6万円。これは、毒蛇に噛まれる可能性が最も高いエリアの貧困層にとっては4年分の年収に当たり、治療が受けられないこともあるという。
2位:人間
年間犠牲者:46万人
昨今のニュースを見ていると、人間が人間をほかのどの動物よりも多く殺しているといわれても不思議ではない。日本では、一日に1件は殺人事件が起きているという統計が出ている。世界規模で見れば、年間被害者46万人という数字にもうなずける。ちなみに、まったく顔見知りでない人に殺されるより、顔見知りの人に殺される確率の方が高いそうだ。
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