読めたら凄すぎる! 難読漢字20問 「小火」「黄粉」「小忠実」…
森鴎外の代表的な小説「山椒大夫」の登場人物。中世の芸能である浄瑠璃の演目に分類される「さんせう太夫」が原作で、それを子供向けに作り直して民話化したものである。
悲劇的な運命に立ち向かい、たくましく生きた男児の人生を描いた物語で、1961年には同タイトルの劇場用アニメ映画が放映された。なお、歴史上に厨子王という人物は存在しておらず、架空の伝説である。
◆第15問:黄粉
大豆を煎ってひいた淡い黄色が特徴の粉、砂糖を加えて餅や団子などにまぶして食べたりする。「黄な粉」と表記されることもあり、室町時代の上流階級の人たちが大豆の粉を「黄なる粉」と呼んだのが語源だ。
時を経て「黄なる」の「る」がなくなり、「きなこ」という呼び方になった。一般的な黄粉は黄大豆を原料としているが、青大豆を使った薄緑色の黄粉なども登場している。
◆第16問:紅蓮