蓮の中でもとりわけ色が濃く、花びらが紅色に近いものを「紅蓮」と称する。もともとは仏教語であり「紅蓮華」と呼ばれることもあるが、これはスイレン科「睡蓮」とは異なりハス科の「蓮」を指している。

また、「メラメラと燃え盛る炎」を指す言葉でもあり、言い換え表現として「灼熱」「猛炎」「焦熱」などが挙げられるなど、激しい炎を連想させられるだろう。

◆第17問：丗

数字の30を指す漢字で、十が三つ並んだ形をしており、ほとんどの辞典では「世」の異体字として扱われている。また、漢検漢字辞典においては「卅」や「卋」の異体字として表記されているだろう。

中国最古の王朝である「殷」の時代の平均寿命が30歳ほどであり、30年で1世代と考えられたのが始まりとされているようだ。

◆第18問：匕首

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