園芸用として栽培されることの多いアカネ科の常緑低木。実が熟れてもはじけないことから、「口無し」と名付けられたのが始まりである。夏には透き通るような白い花を咲かせ、華やかな香りがするのも特徴的。

食品をはじめ、化粧品や生地などの染料に用いられることも多い。なお、将棋好きなら「将棋盤の脚は梔子の花を象っている」というのも、知っておいて損はないだろう。

◆第7問：強ち

「断定しきれないさま」を示す言葉で、類義語に「まんざら」や「必ずしも」、「一概に」などがある。他にも「強い否定」といった意味もあるが、現代ではほとんど使われていないだろう。

「あながち」は「己（あな）が勝ち」が語源となっており、もともとは「身勝手な様子」を表す古語だった。「強ち」の後には「～ない」とつながるので覚えておこう。

◆第8問：吉丁虫

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