「綽然」の読み方は「しゃくぜん」が正解。ゆったりとしていて、余裕のあるさまを表す言葉だ。「綽」がゆったりとしたさまを表し、「然」はその状態を示している。

「釈然」も「綽然」と同じく「しゃくぜん」と読むが、こちらは疑いや迷いが解けてすっきりするさまを表している。同じ読みでも漢字が違えば意味も変わるため、適切なものを選択しよう。

◆第15問：節榑

「ふしくれ」とは、節の多い材木のこと。「榑（くれ）」は切り出したままの、皮のついた材木を表している。節が多い木材は、でこぼこしているもの。節榑と書いて「ふしくれる」と読めば、材木だけではなく、人間の手や足、指などを表現する際にも使われる。

筋や骨が盛り上がってゴツゴツした手足は、「節榑立った手（足）」だ。「ふしはく」や「せつはく」ではないので注意したい。

◆第16問：悍ましい

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