出産を迎えるリアーナ ファッションについて、母になることについて語る
スケジュール管理はリアーナが得意とすることではないが、世界に発信してきた自身の妊娠をめぐる計画についても同じことがいえる。
リアーナは、もうすぐ母になることについて「計画通りかって?計画していたわけではないわ。けれども、妊娠しないように気をつけることはなかったの。排卵日がいつだとか、そんなことはわからない。私たちはただ楽しんだだけ。そして検査の結果がでたの」とヴォーグ誌のインタビューに応えている。
ミュージック界のスターであり、ファッションやビューティ業界の大物でもあるリアーナは、現在妊娠後期に入っている。2022年1月下旬、パートナーのエイサップ・ロッキーと寒い冬のニューヨークでストリート写真の撮影を行い、そこで妊娠していることを発表した。
それ以降、リアーナは分厚いスモックのようなマタニティウェアに身を隠してきたわけではない。ミラノやパリで開催されたファッションウィークに登場し、おなかを露出したデザインのドレスを披露してきた。妊娠する前に着ていなかったものは、いまも着るつもりはないという。
リアーナは「いま、私の体は素晴らしい変化を遂げているところ。このことを恥ずかしく思うつもりはないわ。お祝いをするような気持ちで日々を過ごすべきでしょう。一体何のために妊娠していることを隠す必要があるの?」と話す。
アライア(Alaïa)の総レース仕立ての赤いボディスーツと長手袋を身につけた34歳のリアーナが、4月12日に発売されたヴォーグ誌の巻頭インタビューを飾っている。これまでも、大きくなったおなかを祝福するような、固定概念に縛られないデザインのファッションを多く披露してきた。
では、出産が実際に間近になり、おそらくスケジュールのやりくりが必要になる次の段階についてどのように考えているのだろうか。身近にいる大切な人に囲まれて出産を迎えることを望んでいるものの、新型ウイルス感染症対策の観点からおそらく不可能だろう。分娩や出産のために過ごす場所や、予定日についての情報は公にされていない。
「外にパーティーのためのバスを用意しておくかもしれないわ」と話すリアーナ。最も恐れていることに「産後うつ」を挙げ、「感情をコントロールできなくなるのかしら?そのような話を女性たちから聞いて、怖くなったわ」と語っている。
Translated by Mana Ishizuki