◆4位：メキシコ

　メキシコのセクシーさは、陽気さだけではない。強い日差しや色彩、音楽の明るさの裏側に、歴史や痛み、誇りが折り重なっている。その重層性が、軽さに流れない「深み」として魅力を生む。

　俳優のサルマ・ハエックは、その象徴的な存在だ。ハリウッドで成功を収めながら、ラテンの出自を隠さず、自信と知性を前面に出してきた。華やかさと強さが同居する姿は、メキシコのセクシーさが単なる官能ではないことを端的に示している。

◆3位：コスタリカ

　コスタリカのセクシーさは、作り込まれないところにある。熱帯雨林とビーチが近接し、自然と共存する暮らしが「健康的で自由」という印象を強める。派手な官能よりも、素肌感や開放感が前に出るタイプの色気だ。

　モデルのチャーリー・ジョーダンはアメリカを拠点に活動してきたが、コスタリカ生まれとして知られる。ビーチカルチャーやフィットネスと親和性の高い彼女のイメージは、この国が持つナチュラルでヘルシーな魅力と重なっている。

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