世界の歴史的大惨事25選 取り返しのつかない失敗、襲いかかる自然の猛威
◆18.ガルベストンのグレート・ハリケーン(1900年)
1900年9月、アメリカ史上最悪の自然災害が発生した。テキサス州ガルベストンに、カテゴリー4のハリケーンが襲来。8000人以上が死亡し、約1万人が家を失った。
当時は予測技術が未発達で、人々はほぼ何の前触れもなく嵐に飲まれた。
◆19.トライアングル・シャツウェスト工場火災
1911年のトライアングル・シャツウエスト工場火災は、全米に労働環境の改善運動を引き起こした。工場で火災が発生し、オーナーが盗難防止のため扉を施錠していたことで、150人が犠牲となった。
建物が炎に包まれるなか、行き場を失った若い女性たちが手を取り合い、ビルの上階から飛び降りている。