世界の歴史的大惨事25選 取り返しのつかない失敗、襲いかかる自然の猛威
◆22.北太平洋ゴミベルト
太平洋に巨大なゴミの帯が横たわる。米カリフォルニア州沿岸から日本に至るまで、海洋ゴミの塊が帯状に続く。
50年以上前のプラスチックがいまだ分解されずに残っており、海面に浮かぶゴミの量は10年ごとに10倍に増えている。
◆23.アメリカ中西部の砂嵐
1935年4月14日は、ブラックサンデーとして記憶されている。農耕地を過剰に開拓した結果、干上がった土地から塵(ちり)が舞い、強風に乗って砂塵嵐を巻き起こした。
250万人が移住を余儀なくされている。特に強烈だったブラックサンデーの日には数時間にわたり、まるで夜のように日差しが遮られた。