バナナの7つの健康メリットと、食べすぎたときの6つのリスク
◆効能3.血圧を抑える
カリウムを豊富に含むバナナは、血圧のコントロールに役立つ可能性がある。古い研究によると、カリウムを積極的に摂取することで、心臓病のリスクを最大で27%下げることができる。アメリカ心臓協会も、塩分を減らしてカリウムの摂取量を増やすよう呼びかけている。手軽にカリウムを補給できるバナナは、心臓病予防という意味でも味方になりそうだ。
◆効能4.糖尿病を予防
成人病としては糖尿病も気になるところだが、バナナはこのリスクも低減してくれるかもしれない。アメリカ糖尿病協会は、予防の意味でバナナなど食物繊維豊富な果物を食べるよう推奨している。血糖値の抑制に効果があるとのことだ。2018年の調査でも食物繊維が2型糖尿病のリスクを下げるとの結果が出ており、すでに罹患している人の血糖値を下げる傾向も確認された。さらに、糖尿病を発症しやすい状態として、臓器がインスリンに反応しにくくなる「インスリン抵抗性」があるが、バナナに含まれるレジスタントスターチはインスリンへの感受性を向上してくれるとの研究も出ている。