バナナの7つの健康メリットと、食べすぎたときの6つのリスク
◆効能7.がん予防にも
がんの一種である白血病は、異常なリンパ球が増殖する病気だ。ラボでの研究により、バナナに含まれるレクチンには、白血病化したリンパ球の増殖を防ぐ効果があるとの可能性が示された。フリーラジカルと呼ばれる不安定な分子が体内で増えると、細胞にダメージを与え、がんに結びつく可能性があるとされている。これに対して、レクチンは抗酸化物質であるため、フリーラジカルを除去する働きがある。また、バナナはビタミンCも多く含むが、こちらもレクチンと同様、抗酸化作用に優れる栄養素だ。
◆リスク1.便秘
非常に優秀な食品であるバナナだが、度を超えて一度に大量に食べてしまうと健康を害する可能性もある。ここからは、過剰に食べた場合の6つのリスクをご紹介したい。1点目は便秘だ。未熟なバナナは難消化性でんぷんを多く含むため、食べすぎると腸の働きがスムーズにいかなくなることがある。さらに、バナナが含むペクチンは腸内の水分を奪うため、便が固まりがちになり、いっそう便秘しやすい環境となってしまう。