過剰摂取は注意、カフェインの9つの悪影響 適量で期待できる4つのポジティブ効果

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オフィスでも家庭でも広く愛飲されているコーヒーや紅茶、そして緑茶や一部炭酸飲料などには、カフェインが含まれている。カフェインを日常的に嗜む人々の割合は、世界人口のおよそ8割に上るともいわれる。身近に存在するカフェインは、身体にメリットとデメリットの両方をもたらす不思議な成分だ。その特性を熟知して、賢い付き合い方をマスターしたい。

◆悪影響1.疲労感

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仕事や勉強などのモチベーションを高めるため、エナジードリンクやコーヒーを摂取する機会は多いものだ。しかし飲みすぎると翌日にリバウンドが起き、疲労感に悩まされてしまう。過去の研究41件をまとめた調査により、この傾向は科学的にも裏付けが取れている。

◆悪影響2.不眠

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少量のカフェインであれば影響は少ないが、摂取量が増えた場合、眠りに入るまでに長い時間を要するようになる。カフェインの効果は予想外に長く続き、平均5時間、最大で9.5時間継続する。夕方以降に摂取するドリンクは慎重に選びたい。

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Text by NewLuxe 編集部