過剰摂取は注意、カフェインの9つの悪影響 適量で期待できる4つのポジティブ効果
◆悪影響3.不安
副作用として見逃しがちなのが、情緒面の変化だ。カフェインには警戒心を高める作用があり、アデノシンと呼ばれる脳内物質の働きを抑えて疲労を感じにくくするほか、同時にアドレナリンの放出を促す。こうした働きが強くなると、神経質になったり不安障害につながったりする場合がある。
◆悪影響4.高血圧
カフェインを摂ると一時的に血圧が上昇することがあり、とくにふだんカフェインに慣れていない人々の間でこの傾向は顕著だ。長期的には高血圧は、心臓発作と脳卒中のリスクを上昇させる。運動時の血圧に影響を与えやすいため、エクササイズ前後の摂取は控える方がよいだろう。