気をつけたい!食中毒になりやすい12の食品 予防方法は?
◆7.小麦粉
スーパーなどで販売されている一般的な小麦粉は、その後の調理によって殺菌されることを前提に、殺菌処理を施さないまま出荷されている。
野生動物にさらされる農場で収穫され、挽いだだけの状態であるため、大腸菌やサルモネラ菌による汚染リスクがある。したがって、小麦粉を水で溶いただけの生地は、決して味見のため口に入れてはならない。
◆8.チーズ
カマンベールチーズなどのいわゆるソフトチーズのなかには、無殺菌乳を原料としているものがある。熟成が進みやすい反面、雑菌が混入した状態で流通するリスクがある。
なかでもリステリア菌は感染すると9割が入院し、流産を招くこともある危険な菌だ。無殺菌の生乳を使うソフトチーズの場合、リステリア菌への感染リスクはそうでないチーズよりも160倍高いという。体調の優れないときや抵抗力の弱い方は、無殺菌乳によるチーズは避けるのが賢明だ。