コレステロール、中性脂肪が高いなら避けるべき13の食品 脂質異常症を改善へ
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◆10.スナック菓子

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スナック菓子は、コレステロールや中性脂肪が高い人が頻度と量を抑えたい食品の代表だ。多くのスナックは油で揚げるか、油脂を練り込んで作られており、飽和脂肪酸や一部ではトランス脂肪酸を含む。飽和脂肪酸はLDL(悪玉)コレステロールを上げやすく、脂質異常症の食事では菓子類やショートニング、動物脂のとり過ぎに注意するよう示されている。また、スナック菓子は塩分が多い商品も多く、食塩過多は血圧上昇を通じて動脈硬化リスクを高めるため、脂質異常症では減塩も同時に求められる。
さらに、スナックは糖質と脂質が組み合わさった高エネルギー食品で、つい「ながら食べ」になりやすい。過剰なエネルギー摂取や単純な糖質のとり過ぎは中性脂肪を押し上げる要因になるため、間食の菓子やスナックは控えめにするのが基本だ。食べるなら量を決めて小分けにし、できれば素焼きナッツや無糖のヨーグルト、果物少量など血中脂質に配慮した間食に置き換えると、続けやすい対策になる。
◆11.焼き菓子

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クッキー、ケーキ、ドーナツなどのおやつは、バターやショートニングを多く使用しており、飽和脂肪酸とコレステロールを多く含んでいる。
砂糖も多く使用されており、血中中性脂肪を上昇させ、心臓病のリスクを高める。低脂肪のデザートやフルーツをつまむと、健康的に満足感を得られる。
