世界「最強の国」ランキングトップ20 日本はトップ10入り 米誌
◆18位 スペイン
GDP:1兆3900億ドル
1人あたりGDP(購買力平価):4万2172ドル
人口:4713万人
イベリア半島の大部分を占めるスペインは、16世紀から17世紀にかけて、その海軍力と植民地政策により「太陽の沈まない国」と呼ばれ、世界のリーダーとして君臨。しかし、産業革命などの世界の新しい動きに遅れをとったために地位を低下させてしまった。1986年のEU加盟を契機に近代化したものの、2009年の世界的な金融危機で崩壊。現在は非常に高い失業率に苦しんでいる。
◆17位 スイス
GDP:7320億ドル
1人あたりGDP(購買力平価):7万3144ドル
人口:858万人
ヨーロッパの小国だが世界で最も裕福な国の一つであるスイス。ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つがすべて公用語とされている多言語国家で、世界への文化的貢献が非常に大きく、ノーベル賞受賞者数、特許登録者数ともに他国を圧倒している。中立性を尊重することから欧州連合(EU)には加盟しておらず、国際連合に加盟したのも2002年と遅い。