米誌「今年の10台」に日本車8台 ブランドランキングも日本勢が1位2位を独占
米消費者情報誌の『コンシューマー・レポート』(以下「CR」)は毎年、「トップ10ピックス」と題し、優れた自動車10台を選定している。今年も傑作揃いのランキングが発表された。10モデル中、8モデルを日本ブランドが占めている。
◆日産、トヨタ……トップ10の多くを占める
製品カテゴリごとのトップを集めた今年の10台は、以下のような顔ぶれとなった。米フォーブス誌は、「日本ブランドが支配」と報じる。
日産 セントラ(2022年式)
日産 ローグ スポーツ(2022年式)
スバル フォレスター ウィルダネス(2022年式)
トヨタ プリウス(2022年式)
ホンダ アコード ハイブリッド(2021年式)
トヨタ RAV4 プライム(2021年式)
キア テルライド(2022年式)
ホンダ リッジライン(2021年式)
レクサス RX450h(2021年式)
フォード マスタング マッハE(2022年式)
CR誌はトップ10に選定される条件として、総合スコアが各カテゴリで最高でなければならないと定めている。このスコアはロードテストでの評価に加え、過去モデルをベースにした故障の少なさを示す信頼性予測、オーナー満足度、そして安全性などの指標で総合的に算定される。
さらに同誌は安全性重視の姿勢をみせており、全トリムで前方衝突警報装置および歩行者検知付きの衝突被害軽減ブレーキが備わっていることが必須となる。BMW X5やヒュンダイ ツーソンなどは高得点を獲得したが、安全装置の基準を満たせず失格となった。